西脇市には、東経135度・北緯35度の交差点があり、ここが「日本列島の中心」に当たることから、「日本のへそ」のまちとしてPRしています。

■「日本のへそ」の変遷
「へそ」の起源は大正時代までさかのぼります。大正12年に、旧陸軍参謀本部陸地測量部の計測に基づき、交点である上比延町の加古川河川敷に「交差点標柱」が建立されました。
その後、しばらくは多くの人に忘れられていましたが、昭和52年になって、市制施行25周年のテーマである「みなおそうふるさと運動」を展開する中、 「日本のへそ」 を高らかに宣言。さらに、平成元年からは、ふるさと創生 「日本のへそです大作戦」 を展開し、PR活動などに努め、西脇市のまちづくりのシンボルとなっています。

■日本へそ公園
「へそ」周辺には、「日本へそ公園」が整備されており、公園内には、本市出身の世界的アーティスト・横尾忠則さんの作品を収蔵展示する「西脇市岡之山美術館」や、経緯度をテーマとした「にしわき経緯度地球科学館(愛称:テラ・ドーム)」があります。
「西脇市岡之山美術館」は、JR加古川線 日本へそ公園駅の目の前にあり、建築家 磯村新氏が三両の列車をイメージして設計した奇抜な外観の美術館です。足を一歩踏み入れると、鮮やかな色彩とデザインの横尾芸術の世界に引き込まれます。
また、「テラ・ドーム」には、国内最大級の81センチ大型反射望遠鏡を備える天文台やプラネタリウムがあり、子どもから大人まで、宇宙と科学を楽しめる場として親しまれています。
その他、公園内には大型すべり台をはじめ子どもたちのための遊具を備えた「宇宙っこランド」や芝生の広場もあるほか、公園入り口にはレストハウスもあります。

▲岡之山美術館 ▲にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」

■もう一つの「へそ」
平成6年には、GPS測量で正確に測定された“もう一つのへそ”地点に、「日本のへそモニュメント」が設置されました。これは、日仏友好モニュメントを設計したフランス人、パトリック・ベルジェ氏の手になるもので、山上に設置された4本のポールが異彩を放っています。

■そして…「へそ」をテーマにしたまちづくり
西脇市では市町合併後も、広く市民に浸透している「日本のへそ」というテーマを大切にていきたいと考えています。
毎年夏の風物詩である「へその西脇・織物まつり」をはじめとした各種イベントの開催や、全国のへそ・中心を名乗る市町村で結成している「全国へそのまち協議会」での交流、さらには、最近では新たな特産品として「日本のへそゴマ」の栽培にチャレンジするなど、“へそ”をテーマにしたさまざまなまちづくりを展開しています。

▲日本のへそ西脇子午線マラソン ▲へその西脇・織物まつり
(西脇高校生播州織ファッションショー)